JUN’S NEWS VOL.30 テーマ「金属アレルギー(Ni「ニッケル」Co「コバルト」)患者様に対する矯正治療法」

明けましておめでとうございます。今年もJUN’SNEWSを配信させて頂きますので宜しくお願い致します。JUN’SNEWS VOL.30を作成しました。テーマは「金属アレルギー(Ni「ニッケル」Co「コバルト」)患者様に対する矯正治療法」です!

 

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金属アレルギーとは、装着した金属製の物から少しずつ溶け出した金属がイオン化を起こし、体内のタンパク質と結合する事で『アレルゲン:アレルギーの原因となる物質』に変質し、体内で『アレルゲン』に対して作られた『抗体』が『アレルゲン』に対し過剰に反応する事でおこります。一般的に「金属アレルギーを引き起こしやすい」と言われている金属があり、水銀、ニッケル、コバルト、スズ、パラジウム…と続きます。言い換えると「溶け出しやすい」ということでもあり、“Ni”が金属アレルギーの方で一番多いと言われているアレルギーであり、矯正装置は多々ありますが、“Ni”がかなりの割合で含まれております。
【1】金属アレルギーに対して
当クリニックでは、普段使用するマルチブラケット装置の金属成分(ブラケットやワイヤー等)を患者様に説明出来る資料をご用意しております。金属アレルギーかもしれないが、実際に何の金属に反応しているのかが分からない場合が多く、一番安全で確実な方法としては“皮膚科”で金属アレルギー反応検査をしてもらう事です。“皮膚科”での金属アレルギー反応検査後に“矯正精密検査”の一環として、実際に当クリニックで使用するブラケットやワイヤーを口腔内に装着し、金属アレルギー反応検査を行い装置の安全性を確認する事もあります。

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【2】インビザライン(金属アレルギーの方への矯正装置)
ワイヤーもブラケットも“コーティング”を施されている事が多いので、口腔内に装着しても大きなアレルギー反応が出る事はほとんどありませんが、金属アレルギーの患者様に対する当クリニックでの矯正治療法の第一選択肢はやっぱり“インビザライン”となります。

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透明のマウスピース型の矯正装置ですので、矯正治療中でも周りの人から気付かれにくい装置です。

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インビザライン矯正治療は装置に金属を一切使用しないので、金属アレルギーがある患者様には一番安心してお勧めする事が出来ます。

 

【3】金属アレルギーの方へのマルチブラケット矯正装置
インビザライン矯正単独では治療出来ないケースもありますので、そんな場合に対応出来るシステムを考えてみました。現状ではラビアル(歯の表側)のみですが、NiとCoアレルギー患者様に対する新しい矯正治療システムを構築しました!

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ブラケットとチューブは全て“非金属製”でワイヤーもNiとCoを含まない物を使用します。

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スライドの写真に一部に“モザイク”が入っておりますが、今後、もしかしたら学術的な場で発表する機会があるかもしれないという事なので、重要な箇所にはモザイクを入れさせて頂いております。

 

今年も“純 矯正・歯科クリニック”を宜しくお願い致します。

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純 矯正・歯科クリニック