JUN’S NEWS VOL.38 テーマ「反対咬合」

テーマ:反対咬合

JUN’S NEWS VOL.38 を作成しました。

JUN'S VOL.38

 

歯並びにおいて、歯、顎等に何らかの形態上あるいは機能上の異常をきたし、正常な咬合ができない状態を総称して〝不正咬合〟と言います。不正咬合にも種類がいくつかあり、その中の〝反対咬合〟についてご紹介させて頂きます!!

反対咬合(受け口・下顎前突)とは上下顎の咬合関係が正常と全く反対、下の前歯が上の前歯より唇側に出ている噛み合わせの事です。

 

【1】小児(接着型急速拡大装置)

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反対咬合(上写真)の要因として、上顎骨の劣成長が認められるので上顎骨拡大の為〝接着型急速拡大装置〟(下写真)を使用します。

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この装置は固定式であり、ネジを決められた日時に巻く事で装置の拡大と共に上顎骨の拡大を行います。噛み合わせる部分を“レジン”というプラスチックで覆い、噛み合わせが開かないようしながら側方に上顎骨を拡大していきます。約2週間程で上顎前歯に隙間ができ、上顎骨が拡大された事が確認できます(下写真:)。

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【2】小児(上顎前方牽引装置)
上顎を前方方向への成長を促す装置です。

 

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【1】の装置にフック(上写真)を付加し

 

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ゴム(上写真)と引き合わせる事で上顎の前方誘導を行います。

 

 

 

 

 

 

 

【3】LAによる上顎前方拡大
LA(リンガルアーチ)とは、左右の第一大臼歯にバンド(金属の輪っか)を装着しバンドから針金をアーチ状にして歯の裏側に沿わせて使用する矯正装置です。針金を引っ張ったり、しっかり歯に沿わせて圧力をかけることで、前歯の歯列を整えたり、上顎を拡大する為に使用する事が多いです。この場合、

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LAに補助弾線(上写真)を付加し

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反対咬合(上写真)の改善をはかりました。

スライド3-3

約3ヶ月後には反対咬合が改善され、正常被蓋(正常な噛み合わせ:上写真)となりましたので、歯にブラケット装置を装着して行う矯正治療、MBS(マルチブラケットシステム)を開始します。

 

 

矯正治療を始めるタイミングがわからないという方やまだ早いのでは・・と考えていらっしゃる方は多いのではないでしょうか?そんな事はありません。早期に矯正治療を始めて頂くと成長を利用したり、顎の大きさや成長のコントロールができるので、永久歯を抜歯せずに矯正治療ができる可能性が高くなるのです。気になる方は一度、矯正カウンセリングにいらしてみてはいかがでしょうか♪♪

 

 

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