JUN’S NEWS VOL.40  テーマ「ループメカニクス」

抜歯したスペースの閉鎖を行う矯正治療方法は『ループメカニクス』と『スライディングメカニクス』の2つがございます。JUN’S NEWS No.40は『ループメカニクス』についてご紹介致します。

 

jun.vol.40

 

【1】ループメカニクス

ループメカニクスとは、ワイヤーに力を加えて変形させ、そのワイヤーが元の形に戻ろうとする力を利用して歯を動かす矯正治療方法です。ループの長さやワイヤーのサイズ(太さ)によりかかる力が異なり、現状に合わせ患者様一人ひとりに対しワイヤーを作製、調整を行います。これからご紹介する『クロージングループ』はスペースの閉鎖だけではなく、ワイヤーに『ベンド:曲げ』を組み込むことで歯列を圧下(歯肉の中に歯を押し込む)や挺出(歯肉から歯を出す)させ歯並びを改善させます。

【2】リンガル(舌側)矯正

こちらの方はハーフリンガル(上:裏側/下:表側)矯正を希望され、矯正治療を開始しました。矯正用インプラントアンカー(TADs)の使用を望まれなかったので上顎第一小臼歯抜歯後のスペース閉鎖を目的とし、『クロージングループ』を口腔内に装着しました。

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上顎前歯6本がクロージングループにより遠心(後方)移動し、スペースの閉鎖が認められますね!クロージングループを入れてから約2ヶ月程でここまで改善されましたよ!顎間ゴムをしっかりと使って頂く事が前提となりますが、矯正用インンプラントアンカー(TADs)を使用しなくてもスペースクローズする事が可能です。

【3】ラビアル(表側)矯正

こちらの方はラビアル (上下共に表側)矯正を希望され、矯正治療を開始しました。抜歯後のスペースがあり前歯被蓋(咬んだ時に上の歯が下の歯を覆っている事:正常は2〜3mm)が深い傾向にあるのでスペースの閉鎖と上顎前歯部の圧下を目的とし、『クロージングループ』を口腔内に装着しました。

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ループの調整を行い、ワイヤーが元に戻ろうとする矯正力を利用し、スペースの閉鎖と上顎前歯部の圧下を促します。クロージングループを入れてから約4ヶ月の間にここまで改善されました。スペースも閉じ、前歯部被蓋も改善されておりますね!

当クリニックでは日本矯正歯科学会認定医が常勤でおり、患者様に適したワイヤーをその場で作製することも可能です。また、矯正装置が外れた等の急なアクシデントにも対応できますので、スムーズに矯正治療が進められます!表側の矯正装置だけではなく裏側の矯正装置、インビザラインといったマウスピース型の矯正治療も行っておりますので興味がある方は是非ご来院下さいね♪

 

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