ハーフリンガルブラケット矯正装置(セルフライゲーションリンガル&セルフライゲーションラビアル)10代男性F様矯正症例

10代男性F様「受け口を治したい方」のハーフリンガルブラケット矯正装置(セルフライゲーションリンガル&セルフライゲーションラビアル)矯正症例

 

①主訴:咬み合わせが反対であること

②診断名:叢生を伴う骨格性反対咬合

③年齢:19歳8ヶ月(矯正精密検査時)

④矯正装置:リンガルアーチ、マルチブラケット装置

⑤抜歯部位:非抜歯

⑥動的治療期間:約2年0ヶ月

⑦治療費:

初診料 5,000円 矯正精密検査料 20,000円 矯正診断料 20,000円

ハーフリンガル施術料 600,000円 矯正治療処置料 5,000円×来院月数(全て税抜)

⑧リスク・副作用

:歯痛 ブラッシング不足によるう蝕 口内炎と潰瘍 発音障害 歯肉退縮 歯根吸収 後戻り

 

初診時の口腔内写真です。

 

下顎にマルチブラケット装置装着後、被蓋改善のため上顎にリンガルアーチ+補助弾線という少し特殊な装置を入れました。

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約3か月後には反対咬合が改善され正常被蓋になりましたのでリンガルアーチを撤去し、上顎にマルチブラケット装置装着を行いました。上下顎MBS装置完了時口腔内写真です。

 

上下顎に装置をつけてから約5ヶ月後のレベリング(デコボコの改善)ステージです。

 

個々の歯の詳細な配列を行うディテーリングステージです。

動的(歯を動かす治療)治療を終了し、ついにブラケットを口腔内より撤去を行いました。

前歯に隙間がありますが、F様の上の左右側切歯(真ん中から2番目の歯)は矮小歯(わいしょうし)と言う形態で歯のサイズが小さかったため、修復用レジンを使用し歯の形態を修正を行いました。

将来的には移動させた歯の状態が落ち着いてから最終的な補綴処置を行う計画です。

歯並びで口元の印象が随分と変わります。現在、自分で取り外しが出来るマウスピース型の保定装置を使用して頂いております。

ブラケットを外した直後が後戻りといい元の位置に歯が戻りやすい状態ですので、頑張って保定装置を使用してください。

 

 

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