JUN’S NEWS VOL.22 テーマ「顎外固定装置」

JUN’S NEWS  VOL.22を作成しました。顎外固定装置とは、口腔外に固定源がある矯正装置の総称です。症例により使用する装置も異なります。VOL.22は「顎外固定装置」についてご紹介致します!

jun2016.05

 

 

 

 

 

【1】ヘッドギア(EOA)
EOAは上顎前突(出っ歯)の改善を目的とする装置で、奥歯を遠心(後方)に送る装置です。上あごの成長抑制のほか、成長期の段階で上の奥歯を後方に動かしたり、歯列全体を後方へ移動させる治療を行う事が出来ます。歯や顎に適正な力をかけることで、顎の骨の成長コントロールや歯の移動を行います。へッドギアの装着方法は、上の奥歯(第一大臼歯)に装着した固定式の装置(バンド:写真下)に

DSC_0072

 

 

 

フェイスボウ(写真下)と呼ばれる太いワイヤーをご自身で装着し、

ヘッドギア

DSC_0078

 

 

 

これをネックバンド(写真下)と呼ばれるゴムで引っぱります。

DSC_0079

 

 

口腔内の金属バンド以外使用しない時は取り外し可能です

 

【2】チンキャップ

DSC_0205

 

 

 

 

チンキャップとは成長期のお子様の矯正治療で使用する装置であり、下顎前突や反対咬合の症例に使用されます。一般的には下顎の成長抑制に使用とされていますが、当クリニックでは下顎の“成長方向”の改善を目的として使用して頂いております。
装着方法は固定源となるヘッドキャップを頭にかぶり、下あごのオトガイ部分にチンキャップをかぶせます。取り外し可能な装置です。チンキャップとへッドキャップの間をつなぐゴム(写真下)の力を利用して、

DSC_0202

 

 

 

下顎骨を牽引させる力を与えています。

【3】MPA(上顎牽引装置)
MPAは成長期の骨格性反対咬合の治療に用いられる装置で、上あごの前方への成長を促進し、下顎骨の成長を抑制します。

DSC_0892

牽引

 

 

 

 

額と顎に付けた装置の間に、上あごを前に引っ張るためのワイヤーが付いた装置です。

MPAと口腔内の矯正装置にゴムをかけ前方に引っ張ります。取り外し可能な装置です。
【まとめ】上記の装置は基本的に1日12時間以上の使用が必要であり、在宅中はなるべく装着して頂きます。成長のコントロールが行える早い段階から矯正治療を開始すると、上下の顎の大きさのバランスを改善する事で、最終的な装置を装着している期間の短縮が見込まれ、外科手術や永久歯の抜歯矯正を行う可能性が減るかもしれません。

 

 

純 矯正・歯科クリニック