JUN’S NEWS VOL.25 テーマ「18ヶ月!?」

JUN’S NEWS  VOL.25 を作成しました。動的(歯を綺麗に並べる)治療期間が予定期間より短かくなったら嬉しいですよね。動的治療予定期間を大幅に短縮させた症例についてご紹介させて頂きます。VOL.25は「18ヶ月!?」についてご紹介致します!

jun2016.08

 

 

 

 

【1】治療方針

側貌

 

 

 

矯正精密検査結果から叢生(デコボコ)の症状はそこまで強くないので”非抜歯(抜歯をしない)矯正治療”でも十分歯並びは改善出来る事が分かりましたが、「口元の突出(前に出ている事)」も気になるという事で、上下左右第一小臼歯(計4本)を抜歯する治療方針としました。

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治療は“ハーフリンガル矯正(上の歯:歯の裏側、下の歯:歯の表側にブラケットを装着) “で行い、2014年12月22日より下顎からマルチブラケット装置を装着し動的処置を開始しました。

 

 

【2】動的治療

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上顎(写真上)はTAD(矯正インプラントアンカー:写真上)を用いて“アンマスリトラクション”(上顎6前歯の後方移動)により抜歯した隙間をなくし、上下顎犬歯が良好な関係(Ⅰ級)に改善され、

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下顎(写真上)はクロージングループ(写真上)というワイヤーを使用してクロージングループアクチベートを開始し、抜歯した隙間をなくし、上顎と同様に上下顎犬歯がⅠ級に改善されました。2016年6月22日にブラケット、ワイヤーそしてTADを口腔内より撤去し動的処置が完了しました。

 

【3】なんと18ヶ月!?

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動的治療期間を大幅に短縮し、矯正治療開始から動的処置完了まで“18ヶ月”でした!主訴であった「叢生」、全体的に外開きだった歯の傾き(歯軸)も改善されております。上下顎共に抜歯した空隙は閉鎖され、上下顎の大臼歯および犬歯の関係はⅠ級(正常咬合)の咬み合わせになっておりま)。

側貌

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歯並びと口元の突出の改善を初診時より希望されておりましたので、初診時と動的治療完了時の“横顔”(写真上:左)と“スマイル時”(写真上:右)の口元の評価を行いました。鼻の先端と頤(オトガイ:顎の付け根)を結んだエステティックライン(審美線)に上下の唇のラインが近接しております。歯並びだけでなく横顔にも良い成果が表れており、前歯が後方に移動したので、上下の唇を閉じ易くなりましたね!スマイル時の写真からも口角(唇の両脇)に対して良い位置に歯列を誘導出来ております。初診時にはフラット(平坦)だったスマイルラインも緩やかなラインを描き、美しいスマイルラインが形成されております!“歯並びの美しさ”や“機能的な咬み合わせを作る事”が矯正治療の最も重要な要件となりますが、歯を良い位置に誘導する事により美しい“横顔”や美しい“スマイル”を作り出す事も出来ます。

 

当クリニックは患者様の初診時の症状と矯正治療に対するご協力度(顎間ゴム等の使用)、矯正精密検査からの適正な診断と最新で適正な治療システムを用いる事で動的治療期間は大幅に短縮させる事が出来ると考えております。
ただし、最新のシステムであるTADは治療効率を上げる事も出来ますが「リスク」がゼロではありませんので、埋入手術前には説明と手術時には同意書にサインを頂いてからTADの埋入を行っております。勿論、患者様と診断時に治療方針を相談した上で、特に「表側(ラビアル)矯正治療」においては従来通りのスタンダードな治療も行っております。

 

 

純 矯正・歯科クリニック

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