フルリンガルブラケット矯正装置(セルフライゲーションリンガル)10代男性 I 様矯正症例

10代男性 I 様「前歯が出ていることとデコボコを治したい方」のフルリンガルブラケット矯正装置(セルフライゲーションリンガル)矯正症例

 

①主訴:前歯が出ていることとデコボコしていること

②診断名:上顎前突を伴う開咬

③年齢:18歳11ヶ月(矯正精密検査時)

④矯正装置:バイヘリックス、歯科矯正用アンカースクリュー、マルチブラケット矯正装置

⑤抜歯部位:非抜歯

⑥動的治療期間:約1年6ヶ月

⑦治療費:

初診料 5,000円 矯正精密検査料 20,000円 矯正診断料 20,000円

フルリンガルトータルフィー 1,000,000円 (全て税抜)

⑧リスク・副作用

:歯痛 ブラッシング不足によるう蝕 口内炎と潰瘍 発音障害 歯肉退縮 歯根吸収 後戻り

 

初診時の口腔内写真です。

 

 

下顎にバイヘリックスという下顎側方拡大装置の装着を行いました。

上下顎MBS装置完了時口腔内写真です。

上下の歯のデコボコはすっかり改善されましたので“正中口蓋縫合部”という上顎のど真ん中に2本歯科矯正用アンカースクリューを埋入し、遠心移動「上顎歯列の後方への移動」を開始しました。

個々の歯の詳細な配列を行うディテーリングステージです。

動的(歯を動かす治療)治療を終了し、ついにブラケットを口腔内より撤去を行いました。

I様は「抜歯症例」ではありませんが、歯科矯正用アンカースクリューによる遠心移動を行なったため、Eラインにも良い変化がありました。現在、自分で取り外しが出来るマウスピース型の保定装置を使用して頂いております。

ブラケットを外した直後が後戻りといい元の位置に歯が戻りやすい状態ですので、頑張って保定装置を使用してください。

 

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