フルリンガルブラケット矯正装置(セルフライゲーションリンガル)40代女性O様矯正症例

40代女性O様「デコボコを治したい方」のフルリンガルブラケット矯正装置(セルフライゲーションリンガル)矯正症例

 

①主訴:前歯のデコボコ

②診断名:叢生を伴う上顎前突

③年齢:49歳2ヶ月(矯正精密検査時)

④矯正装置:リンガルアーチ、歯科矯正用アンカースクリュー、マルチブラケット装置

⑤抜歯部位:小臼歯2本抜歯(上顎右側第一小臼歯、下顎左側第二小臼歯)

⑥動的治療期間:約3年4ヶ月

⑦治療費:

初診料 5,000円 矯正精密検査料 20,000円 矯正診断料 20,000円

フルリンガルトータルフィー 1,000,000円(全て税抜)

⑧リスク・副作用

:歯痛 ブラッシング不足によるう蝕 口内炎と潰瘍 発音障害 歯肉退縮 ブラックトライアングル 歯根吸収 後戻り

 

初診時の口腔内写真です。

上顎にリンガルアーチという装置を装着し、八重歯である上顎右側犬歯と上顎左側第一小臼歯の遠心(後方)移動を開始しました。

上下顎MBS装置完了時口腔内写真です。

 

スペースクロージングステージです。

通常、歯科矯正用アンカースクリュー(TAD)を上顎左右2本埋入し、スペースの閉鎖を行なっていくのですが、、

O様の場合、通常の歯科矯正用アンカースクリュー(TAD)を埋入する部位に“骨”がなかったのでまずは古典的な方法を用いスペースクロージングを開始しました。

抜歯したスペースは閉鎖しておりますが、左上の奥歯を遠心(後方)移動させる必要があり“正中口蓋縫合部”という上顎の中央に歯科矯正用アンカースクリュー(TAD)を埋入し遠心(後方)移動を開始しました。

 

個々の歯の詳細な配列を行うディテーリングステージです。

動的(歯を動かす治療)治療を終了し、ついにブラケットを口腔内より撤去を行いました。

初診時と動的治療終了時の正貌と側貌写真を添付いたします。

口元の印象が随分と変わりました。

現在、自分で取り外しが出来るマウスピース型の保定装置を使用して頂いております。

ブラケットを外した直後が後戻りといい元の位置に歯が戻りやすい状態ですので、頑張って保定装置を使用してください。

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