マウスピース型矯正装置(インビザライン)10代女性M様矯正症例

10代女性M様「デコボコを治したい方」のマウスピース型矯正装置(インビザライン)矯正症例

①主訴:上の前歯が気になる

②診断名:叢生を伴う上顎前突

③年齢:15歳11ヶ月(矯正精密検査時)

④矯正装置:マウスピース型矯正装置(インビザライン)※

⑤抜歯部位:非抜歯

⑥動的治療期間:約10ヶ月

⑦治療費:

初診料 5,000円 矯正精密検査料 20,000円 矯正診断料 20,000円

インビザライントータルフィー 900,000円(全て税抜)

⑧リスク・副作用

:歯痛 ブラッシング不足によるう蝕 口内炎と潰瘍 発音障害 歯肉退縮 歯根吸収 後戻り

 

※マウスピース型矯正装置(インビザライン)

完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、承認薬品を対象とする医薬品服亜用被害救済制度の対象外となる場合があります。

 

初診時の口腔内写真です。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)とは、プラスチック製の透明なマウスピースを歯の動きのステージに合わせ交換し、歯並びを整えていく治療方法です。

マウスピース型矯正装置には簡易的な物から本格的に歯を移動出来る物まで様々な種類がありますが、当院ではアメリカのインビザライン社のマウスピース型矯正装置を導入しています。マウスピース型矯正装置(インビザライン)は細かいピッチで歯を移動する事が出来る特徴があります。

光学式口腔内スキャナー【iTero】で口腔内をスキャンをしたデータをインビザライン社に送信し、そのデータを基にコンピュータ上で患者様の歯をどのように動かすか「クリンチェック(治療計画:全 44 Stage)」を作成し、マウスピースをステージごと作製していきます。

 

マウスピース型矯正装置(インビザライン:Stage 1)装着、顎間ゴム装着時口腔内写真です。

「ボタン(クリアリンガルボタン)」を装着し、顎間ゴムを使用していただき上顎大臼歯の遠心移動を行います。

 

Stage3より歯の表面に「アタッチメント:」を装着しステージを進めていただきます。

アタッチメントとは通常の「詰める虫歯治療」の素材を直接歯の表面に接着させるもので、歯の3次元的移動の補助を行うものです。

 

Stage 12 の口腔内写真です。

Stage 22 の口腔内写真です。

 

Stage 34 の口腔内写真です。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)や顎間ゴムを頑張って使用していただいておりますので歯牙が治療計画通り順調に動いていおります。

  44 Stage まで使用していただき、歯牙が計画通りに動きましたので、動的(歯を動かす)治療を終了し、ついに口腔内のボタンやアタッチメントの撤去を行いました。 

動的治療期間はなんと約10か月でした。

 

現在、自分で取り外しが出来るマウスピース型の保定装置を使用して頂いております。

動的治療終了直後が後戻りといい元の位置に歯が戻りやすい状態ですので、頑張って保定装置を使用して下さい。

 

 

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