小児矯正(第一期治療)よりラビアルブラケット装置(セルフライゲーションラビアル):第二期治療へ移行10代女性I様矯正症例

女性I様「デコボコを治したい方」の小児矯正(第一期治療)よりラビアルブラケット装置(セルフライゲーションラビアル)第二期治療へ移行矯正症例

 

①主訴:学校の歯科検診で用紙をもらった

②診断名:開咬傾向を伴う叢生

③年齢:11歳8ヶ月(矯正精密検査時)

④矯正装置:急速拡大装置、マルチブラケット矯正装置

⑤抜歯部位:非抜歯

⑥動的治療期間:第一期治療 約3年    第二期治療 約1年1ヶ月

⑦治療費:

初診料 5,000円 矯正精密検査料 20,000円 矯正診断料 20,000円

セルフライゲーションラビアルトータルフィー 1,000,000円(2022.4.1改定価格を記載)

(全て税抜)

 

⑧リスク・副作用

:歯痛 ブラッシング不足によるう蝕 口内炎と潰瘍 歯肉退縮 歯根吸収 後戻り

 

初診時の口腔内写真です。

上顎に急速拡大装置装着時口腔内写真です。

上顎前歯6本にブラケット装置装着を行い、前歯のデコボコの改善を図ります。

約半年後ブラケット装置の除去をし、下顎の成長と第二大臼歯萌出まで経過観察、成長終了後に抜歯を含めた再診断を行います。

小児期(子供の頃)からしっかりと顎の位置関係や歯の生え変わりを経過観察し、必要に応じた矯正治療を行うことで、最終的に装着するマルチブラケット装置の装着期間を短くすることが可能となります。

 

第二大臼歯が萌出完了し、下顎の成長終了しましたのでMBS前検査(第二期治療前検査)を行いました。

MBS前検査(第二期治療前検査)の結果から保護者の方の同意を得て、非抜歯で第二期治療を開始です。

上下顎MBS装置完了時口腔内写真です。

上下顎に装置をつけてから約5ヶ月後のレベリング(デコボコの改善)ステージです。

ここの歯の詳細な配列を行うディテーリングステージです。

動的(歯を動かす治療)治療を終了し、ついにブラケットを口腔内より撤去を行いました。

第一期治療から頑張っていただいたことで約1年1ヶ月という短期間で第二期治療(マルチブラケット装着期間)が終了できたという良い結果に繋がりました。

 

現在、自分で取り外しが出来るマウスピース型の保定装置を使用して頂いております。

ブラケットを外した直後が後戻りといい元の位置に歯が戻りやすい状態ですので、頑張って保定装置を使用しましょうね♪

 

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